エニカとは?
Anyca (エニカ) は個人間でクルマをシェアする新しいカーシェアリングサービスです。
「ドライバー」としては、専用のスマホアプリをダウンロードして会員登録をするだけで、サイトに登録されている車両を借り受けることができ、乗り心地を楽しむことができます。
また、「オーナー」としては、アプリでマイカーを登録し、自分が乗らない時間帯に車両を会員へ貸し出すことで、収益を得ることができます。
車の検索軸としては、「地域ごと」「自動車メーカーごと」「ボディタイプごと」の3通りがあり、国産車だけでなく、自分で購入したりリースをするには敷居の高い外車・輸入車も多数ラインナップされています。
2019年1月時点で、7,000台(700車種)以上が登録されており、登録会員数は17万人以上。今後も会員数が増えることが期待される、注目のサービスです!
What’ is Anyca ?
・オーナーは予定に合わせて、返答
・オーナーによってはスマートデバイスを使って簡単に受渡
>出展:Anyca (エニカ) “乗ってみたい”に出会えるカーシェアリングアプリ
クルマについて(サンプル
クルマ詳細 (サンプル
受渡場所(サンプル
オーナー詳細(サンプル
専用アプリのダウンロードはこちらから!
エニカの利用方法について
ドライバーによる予約も、オーナーによる承認も、「スマホアプリ」の操作だけで済ませることできます!
>出典:Anyca Anyca(エニカ)について
Anycaのメリット
エニカのメリット(ドライバー編)
手ごろな価格で普段乗れないような高級車や、珍しい外車に乗ることができる
エニカには国産車だけでなく、多くの外車や輸入車が登録されています。
取り扱いメーカーは「メルセデスベンツ」「BMW」「フォルクスワーゲン」「ジャガー」「ポルシェ」「アルファロメオ」「プジョー」などなど。
一般のレンタカー会社が貸し出している料金と比べると、とにかく価格が安いです。
ご参考として、ドイツメーカーの「BMW5シリーズ」で比較してみます。
オリックスレンタカー
24時間まで 37,400円
Anyca(エニカ)
24時間 8,000円
借りる車について、レンタカーのように「クラス別」ではなく、現物の写真を見て判断できる
レンタカーの場合、車両のボディタイプや価格帯によってカテゴライズされた「クラス」基準で車種を選ぶケースが大半です。
当日、実際にレンタカー店舗に出向いたり、自宅まで納車してもらうまで、どのような車が来るのか分からないことがほとんどです。
この場合だと、メルセデスが納車されることもあれば、レクサスが来ることもあり得ます
一方、エニカの場合は個車で選ぶことができるため、「想像していた車種と違う…」「何かイメージと違った…」「色が好みじゃない…」といった、ミスマッチを防ぐことができます。
写真はメルセデスS。エニカならば、グレードも細かく検索することができます。
予約と同時に自動車保険に加入できる
Anycaでクルマをシェアする際には、予約と連動してドライバーが自動的に「損保ジャパン日本興亜の時間単位型自動車保険(車両補償ありプラン)」または「東京海上日動の1日自動車保険(車両補償付きプレミアムプラン)」に加入する仕組みとなっています。
保険加入が漏れる恐れがないだけでも、安心の度合いが違います。
さらに、事故・故障に備え、損保ジャパン日本興亜、または東京海上日動が24時間・365日体制で、電話での緊急相談に対応してくれます。
保険会社が提供するロードサービスも付いいるため、万が一走行不能になった場合も、保険でのレッカー搬送が可能です(1回の保険会社が提供するロードサービスに付き、15万円を限度に補償)
エニカのメリット(オーナー編)
マイカーを貸し出すことで副収入が得られる
エニカを活用する最大のメリットは、車両の貸し出しで収入が得られることでしょう。
公式の発表では、Anycaでカーシェアをした場合、1台あたりの平均受取金額は、月々2万5千円。年間にして、実に30万円以上とされています。 (※東京都23区内にクルマの受渡し場所を設定し、1回以上シェア経験がある場合の平均値)
クレジットカード払いだから現金の受け渡しよりも簡単で、かつ安心
車の使用料・保険料・ガソリン代といった、カーシェアにまつわる支払いは全てAnycaを介したクレジットカード決済で行われます。
オーナへの入金は、Anycaから銀行口座振り込みで行われるため、ドライバーと直接的な金銭のやり取りを行うリスクを回避することができます。
自動的に保険に加入されるため、万が一の事故でも補償される
ドライバー側のメリットとも重複しますが、Anycaでクルマをシェアする際には、予約と連動してドライバーが自動的に保険に加入する仕組みとなっています。
損保ジャパン日本興亜の補償内容
損保ジャパンと共に開発した個人間カーシェア専用保険と充実のサポート体制で新しいカーシェア体験をしてみませんか?Anyca…
東京海上日動の補償内容
損保ジャパンと共に開発した個人間カーシェア専用保険と充実のサポート体制で新しいカーシェア体験をしてみませんか?Anyca…
Anycaのデメリット
エニカのデメリット(ドライバー編)
万が一の事故の際、最大補償額を超える損害についてはドライバーの実費になる
エニカで加入される車両保険は「300万円」が上限となっています。
これを超える損害については、ドライバーに直接請求されることになりますので注意が必要です。
また、10万円の免責金があることも覚えておきましょう。
車両の盗難や落書きなど、ドライバーに過失がなかった場合でも責任が発生する
保険金の支払い対象となるのは「契約したドライバーが車両に乗り、運転していた」ときに起こった事故となります。
ドライバーが十分に注意し、警戒していた場合でも、盗難や当て逃げ、そのほか台風・津波などの自然災害については補償の対象となりません(自然災害については、火災保険の補償範囲となります)
保険金が支払われないケースは、すべてを網羅出来てはいませんが、以下のようなケースが挙げられます。
< よくお問い合わせがあるケース >
- ・保険の主契約者か臨時被保険者以外の人が運転していた際に生じた損害
(Anyca経由で加入する保険の被保険者は、予約をした方のみとなります) - ・利用するクルマの所有者がご自身ないしは配偶者であるケースの損害
- ・クルマの盗難や駐停車中の当て逃げによって生じた損害
- ・法令により定められたクルマの点検・検査によって発見された故障等によって生じた損害
- ・補償を受けられる方の故意または重大な過失によって、補償を受けられる方本人に生じた傷害
- ・無免許運転や酒気帯び運転によって、運転者本人に生じた傷害
< 対人賠償責任保険・対物賠償責任保険・対物超過修理費特約共通 >
- ・第三者との損害賠償に関する特別な取り決めにより、損害賠償責任が加重された場合、その加重された部分の損害
- ・台風、洪水または高潮によって生じた損害
- ・Anycaで予約したクルマを運転中の事故により記名被保険者の父母・配偶者または子にケガをさせたり、これらの方が所有、使用または管理する財物を壊したことにより、記名被保険者が被った損害
- ・地震・噴火またはこれらによる津波によって生じた損害
- ・Anycaで予約したクルマを競技または曲技のために使用すること(練習を含みます)、競技または曲技を行うことを目的とする場所で使用することによって生じた損害等
< その他のケース >
- ・第三者との損害賠償に関する特別な取り決めにより、損害賠償責任が加重された場合、その加重された部分の損害
- ・ご契約者、記名被保険者等の故意によって生じた損害
- ・Anycaで予約したクルマを競技または曲技のために使用すること(練習を含みます)、競技または曲技を行うことを目的とする場所で使用することによって生じた損害
- ・地震・噴火またはこれらによる津波によって生じた傷害
- ・戦争、外国の武力行使、暴動、核燃料物質等によって生じた傷害 等
出典:Anyca 補償内容について
直前にキャンセルをしてしまうと、キャンセル料金が発生する可能性がある
ドライバーによるキャンセルは、オーナーが定める規約にのっとり、共同使用契約のキャンセルポリシーを「キャンセル料あり」と規定していた場合にキャンセル料が発生します。
エニカのデメリット(オーナー編)
貸し出し中に付いてしまったキズや凹みで、トラブルになる可能性がある
想定される一番の懸念としては、やはり車の返却時における車体の損耗状態でしょう。
走行中に発生したキズや凹みについて、ドライバーが正直に申告すれば保険金で対応できることもあるでしょうが、秘匿されたまま返却が行われ、しばらく経ってからオーナーが損耗に気付く、という事態も起こりえると念頭に置いておきましょう。
また、貸し出した車両が何らかの不法行為に使われてしまう可能性も、無きにしも非ずです。
規定として、貸し出しを行うドライバーについてオーナーが確認できるのは、運転免許証に掲載された「顔写真のみ」となっています。
どうしても「得体のしれない人には車を貸したくない…」という方には、エニカのオーナーになることについて、おすすめはできません。
車両の劣化が早くなるため、長期的な収入源とする運用は難しい
車を貸し出すことで確かに収入を得ることはできるのですが、走行距離を積んだ分だけ、経年劣化も激しくなります。
当然のことながら車の整備はオーナーの責任となります。
「走る」「曲がる」「止まる」といった車の機能について、常時問題のない状態にしておくことは、オーナーの義務です。
考えなしに運用をしていると、いつの間にか車の整備代が高額になってしまい、せっかく得た収入が水の泡になってしまうどころか、全体的な収支で赤字になってしまうリスクも考えられるでしょう。
オーナーには、頃合いを見て車を廃車するか、登録を解除するなど、引き際についてもしっかり見極めを行うことが求められます。
謂れのないレビューを書かれてしまう可能性がある
エニカを利用したドライバーは、車の返却後にアプリを介してオーナーのレビューを行うことができます。
大抵の場合は円満な雰囲気で終わるのですが、中には「思っていた車と違った…」「車内が汚かった…」など、否定的なコメントを残す人も少なからずいるかと思われます。
レビューはオーナーの評価を左右するため、否定的なコメントはオーナーの収益に悪影響を及ぼすことも考えられます。
否定的な意見でも、正当な理由のあるコメントならともかくとして、理不尽な誹謗中傷を書かれてしまう可能性もあることには注意しておきましょう。
こんな車に乗ることができます!
>出典: 個人間カーシェアサービスAnyca、人気車種シェアランキング公開 | 株式会社ディー・エヌ・エー【DeNA】
エニカに関するQ&A
代表的なQ&Aの抜粋
Q.1
会員登録やクルマの登録は、無料です。
※プラットフォーム手数料として、オーナーは使用料の10%を負担いただきます。詳細は、特定商取引法の表示等をご覧ください。
Q.2
ベースとなる受け渡し場所については、クルマの登録時にオーナーのご希望に合わせてご設定いただきます。なお、現在Anycaで登録しているオーナーはご自宅・月極駐車場・駅ロータリーなどで設定されているケースが多いです。
Q.3
利用開始時間前に取引をキャンセルする場合は、予約の詳細確認ページからキャンセルを選択してください。利用開始時間後に取引をキャンセルする場合は、カスタマーサポートセンターまでご連絡ください。
またシェア開始の24時間を切ってからのキャンセルには、ルールがございますので、詳細はよくある質問の「直前キャンセルをしてしまった時のルール」をご確認ください。
Q.4
Q.5
Anycaでクルマをシェアする際には、ドライバーが損保ジャパン日本興亜の時間単位型自動車保険(車両補償ありプラン:1日2,000円が基本)、または東京海上日動の1日自動車保険(車両補償付きプレミアムプラン:1日1,800円が基本)に加入していただく仕組みとなっております。そのため、オーナーの任意自動車保険を使っていただく必要はございません。
なお、使用する保険はご選択いただくことが可能です。ただし、重複して使用することはできません。 オーナーの任意自動車保険の使用可否については、各保険会社の約款にてご確認、もしくは保険会社へお問い合わせください。
Q.6
また、必要がある場合には、警察・保険会社にドライバーからご連絡をお願いいたします(Anyca(エニカ)の保険はドライバーが加入しているため、保険を適用するためにはドライバーから保険会社にご連絡していただく必要がございます)。警察から事故証明の発行を受けない場合、ご加入の自動車保険の対象とならないことが一般的にありえますので、保険内容をご確認の上、ご対応ください。
事故等が発生した場合、保険会社とお客様同士での解決をお願いしております。但し、問題解決に向け、DeNA SOMPO Mobilityも法律上許される範囲内でサポートに入らせていただく場合もございます。適宜Anycaカスタマーサポートセンターまでご相談ください。
Q.7
直接での取引や金銭授受は会員規約で禁止されております。また、トラブルの原因にもなります。万が一、そのような提案をされた場合には、お手数ですがアプリ内の通報機能にてご連絡ください。
アプリ内のプロフィール画面右上、メガホン型のアイコンより不適切なユーザーの通報が可能です。
Q.8
また、ご本人様名義以外のクレジットカードのご利用はお断りしています。
Q.9
料金には以下の料金が含まれます。
・契約料(新規にオーナーと共同使用契約を締結する場合)
・オーナーが設定した個別の使用料
・利用期間に従った自動車保険料
Q.10
出典:Anyca よくあるご質問