トヨタの愛車サブスクリプション「KINTO ONE(キントワン)」について
KINTO ONE(キントワン)はトヨタやレクサスの新車に、3年契約(※)で乗ることのできるサービスです。
KINTO ONEは自動車サブスクリプションの代表的なサービスで、登録諸費用や自動車税種別割、メンテナンス、任意保険に至るまで、すべて月々の定額払いに落とし込まれているため、毎月の利用料(リース料)を支払うだけで、手軽に新車に乗ることができます。※ガソリン代や駐車代など、個々人の車両用途に応じて変動するコストを除く
プランには3年契約の「KINTO ONE」と、レクサス6車種の中から好きな車を選んで3年間乗ることのできる「KINTO FLEX」の2つがあります。
KINTO ONEは、車の維持費を月々の固定費に平準化させている点ではカーリースと同じ仕組みになっています。
しかし固定費には任意保険料や代車費用も含まれており、燃料代や駐車代などを除けば車に掛かる全費用をパッケージ化できていることからも、カーリースの枠組みを広げた「サブスクリプションサービス」として、しっかり確立されていると言えるでしょう。
5/12 中古車KINTO ONEのトライアルが直売カーセンサーで開始
KINTO ONEは新車のみの取り扱いとなっていましたが、2020年5月12日より、直売カーセンサーのホームページ上にて、中古車のオンライン販売も開始されました。
中古車版KINTOについては、群馬トヨタのU.Park高崎江木店にて先行トライアルが行われていましたが、中古車情報メディア「カーセンサー」が運営する自動車通販サイト「直売カーセンサー」に取り扱い車種が掲載されたことにより、実質的に全国対応のサービスとしてリスタートしたものと考えられます。
直売カーセンサーのリースについて
トヨタ「アクア」でコストシミュレーション
出典: 販売店在庫一覧 – 中古車Net通販/直売カーセンサー
アクア S スタイルブラック 1.5L 2WD 5人乗り
車両の基本情報
メーカー トヨタ 車種 アクア 1.5 S スタイルブラック 年式(初度登録年) 2018(H30)年 走行距離 2.0万km 排気量 1500cc 車検 車検残:無(購入時に新規取得)
車検の取得にあたって必要な費用(自動車重量税、自賠責保険料など)が支払総額に含まれています。
車検整備付
車検整備(法定24ヶ月点検整備/商用車は12ヶ月)を実施致します。その費用は支払総額に含まれています。
リース設定条件
リース期間:4年(48ヶ月)
頭金・ボーナス払いなし
年式:2018年
月間走行距離:~1,000km
オプション:カーナビゲ―ション、ETC車載器、フロアマット
リース料に含まれるもの(ファイナンスリース)
- 車両本体価格
- 登録時手数料
- 登録時車検整備費用
- 納車陸送費 ※北海道・沖縄納車の場合は別途納車費用が加算
- 重量税(リース契約開始分のみ)
- 自賠責保険料(リース契約開始分のみ)
- 自動車税(リース期間分)
- 任意保険料金(リース期間分)
一部補償内容に差異があるため、あくまで目安の金額となります。
中古車サブスクリプション3社で比較
中古車KINTO ONE | 定額カルモくん中古車 | ワンプライス中古車リースMycar | |
車両代金・オプション代 | ◎ | ◎ | ◎ |
税金・登録費用 | ◎ | ◎ | ◎ |
自賠責保険料 | ◎ | ◎ | ◎ |
自動車保険(任意保険) | ◎ | △ +578,000円 4年間の保険料 | △ +578,000円 4年間の保険料 |
メンテナンス費用 | × | × | × |
月額リース料 | 40,700円(税込) | 49,900円(税込) | 48,400円(税込) |
4年間の総コスト | 1,953,600円(税込) | 2,973,200円(税込) | 2,901,200円(税込) |
- 自動車保険 シミュレーション詳細
(グリーン免許・運転者限定無し・21歳以上) - ※リース車両費用特約の適用無し
参考車両(車両売り切れの場合、リンク先が消えている可能性があります)
中古車KINTO ONEに向いている人
検討する車種はトヨタに限定している人
中古車KINTO ONEで取扱いのある車種は、5月時点でトヨタの車両に限られています。
軽自動車でクルマを考えている方には、残念ですが推奨することはできません。
4年間隔で乗り換え続けることに抵抗のない人
中古車KINTO ONEは原則中途解約ができないサービスとなっています。※解約の場合は所定の違約金が発生
どうしても解約したい場合は、6ヶ月ごとの契約満了までの残月額利用料の支払いが発生します。車も原状回復(契約時の状態)で返却しなければなりません。
4年契約の中古トヨタ車サブスクとしては、他のサービスと比べても割安なKINTO ONEですが、中途解約時のリスクについては十分に注意する必要があります。
契約終了時の選択肢として、他社のオリックス自動車「ワンプライス中古車リース」と「定額カルモくん中古車」では無償譲渡が選べますが、中古車KINTO ONEは原則、車両返却となります。
クルマの維持費を最大限ワンプライスにして、コストを明確にしたい人
通常のカーリースと異なり、中古車KINTO ONEには自動車保険(任意保険)も表示価格にコミコミになっているため、車の維持費をさらに明確にすることができます。
サービスに含まれない費用には次のようなものがあります。
燃料代、駐車場代、高速道路通行料、洗車代、事故修理費用、契約者の故意・過失によるトラブル対処費用、タイヤの購入及び装着費用、転居時の陸送費用、契約車両を使用できないことで発生する費用(宿泊費用・休業保障等)、エンジン添加剤など
中古車KINTO ONEは前者に属していますが、どちらのタイプにもそれぞれメリットとデメリットがあるので、違いをしっかり理解する必要があります。
KINTO ONEの評判は?
20代・女性
「普通のローンとKINTOで悩んだけど、どちらも月々の支払額があまり変わらなくて。
ローンだとプラスして任意保険料や自動車税を支払わなきゃないから、ちょっとそれは無理かなって。
スタッフの方に任意保険料の金額教えてもらったらすごく高くて、払いたくない一心でKINTOに(笑)
20代・男性
実はKINTOの事は以前から知っていたのですが、自分のものじゃないっていうリース契約に抵抗を感じていて。
でも、今回の件を相談していた父から「KINTOにハリアーもあるぞ」って聞いて、もう検討期間の最後の方だったのですが、一応調べてみようかなって。
そうしたら色々調べていくうちに、任意保険料込みでこの金額なら、今検討している2車種をローン組んでプラスで任意保険料支払うのとそんなに大きく変わりないって分かったんです。
出展: お客様の声 – KINTOマガジン|【KINTO】クルマのサブスク、トヨタから