おすすめのミステリーゲーム11選をご紹介します。
最新作から往年の名作まで、一度プレイしたら徹夜必死の傑作揃い。ほかにも番外編として、リメイクが期待されるゲームや、これから発売される予定のミステリ―ゲームもピックアップしています。
ネタバレはありませんのでご安心ください♪
- 1 ダンガンロンパシリーズ
- 1.1 シリーズ一覧
- 1.1.1 iOS/Android向けアプリ『ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生 Anniversary Edition』配信中！
- 1.1.2 iOS/Android向けアプリ『スーパーダンガンロンパ2 さよなら絶望学園 Anniversary Edition』配信中！
- 1.1.3 iOS/Android向けアプリ『ニューダンガンロンパV3 みんなのコロシアイ新学期 Anniversary Edition』配信中！
- 1.1.4 シリーズ全作品とおまけモードがまとめて遊べる！『ダンガンロンパ トリロジーパック + ハッピーダンガンロンパＳ 超高校級の南国サイコロ合宿』がNintendo Switchに登場!
- 1.1 シリーズ一覧
- 2 逆転裁判シリーズ
- 3 超探偵事件簿 レインコード
- 4 428 〜封鎖された渋谷で〜
- 5 レイジングループ
- 6 Life is Strange（ライフ イズ ストレンジ）
- 7 東京クロノス
- 8 シュタインズ・ゲート
- 9 極限脱出シリーズ
- 10 神宮寺三郎シリーズ
- 11 レイトンシリーズ
- 12 番外編
ダンガンロンパシリーズ
2010年に発売されてから、今年で10周年目を迎える「ダンガンロンパシリーズ」
「嵐の山荘」や「絶海の孤島」など”クローズドサークル”と呼ばれる舞台設定を取り込んだ推理アドベンチャーゲームで、外部との連絡が途絶えた極限状況下で起きる殺人事件の謎を解きつつ、脱出と生き残りをかけたサバイバルゲームが繰り広げられます。
ミステリー小説では、天才が集められた状況下で事件が起きるという設定が昔から良く使われているのですが、ゲームの登場人物に「超高校級」という特徴を加えることで、上手くジュブナイルものに落とし込んでいるところが実に秀逸です。
| シナリオ／ストーリー | |
| キャラクターの個性 | |
| 推理の難易度 | |
| ゲームシステム／操作性 | |
| 総合 |
- ミステリー小説が好きで、がっつり謎解きに取り組んでみたい方
- 先が気になるシナリオやキャラクター同士の掛け合いを楽しみたい方
- ブラックジョークやグロテスクな表現に耐性のある方
シリーズ一覧
iOS/Android向けアプリ『ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生 Anniversary Edition』配信中！
iOS/Android向けアプリ『スーパーダンガンロンパ2 さよなら絶望学園 Anniversary Edition』配信中！
iOS/Android向けアプリ『ニューダンガンロンパV3 みんなのコロシアイ新学期 Anniversary Edition』配信中！
ニューダンガンロンパＶ３ みんなのコロシアイ新学期 Anni
シリーズ全作品とおまけモードがまとめて遊べる！『ダンガンロンパ トリロジーパック + ハッピーダンガンロンパＳ 超高校級の南国サイコロ合宿』がNintendo Switchに登場!
逆転裁判シリーズ
国内のミステリーゲームでは、恐らくNo.1の知名度を誇るカプコンの超人気シリーズ「逆転裁判」。
プレイヤーは弁護士「成歩堂龍一（ナルホド君）」や「王泥喜法介（オドロキ君）」となって、無実の罪を着せられた依頼人を救うために奔走します。
ゲームシステムは大きく「探偵パート」と「法廷パート」に分かれていて、探偵パートでは現場や関係する場所で証拠や証言を集め、法廷パートでは検察側に証拠や証言を提示し、論破していくという”法廷バトルアドベンチャー”となっています。※このシステムは後のミステリーゲームにも大きな影響を与えていて、先に挙げたダンガンロンパシリーズも同様の流れで物語が進みます。
2020年時点でシリーズは実に7作目まで出ており、１～3作目は新米弁護士の「成歩堂龍一」が主人公、4作目は新キャラクターの「王泥喜法介」が主人公となり、5作目で再び「成歩堂龍一」が主人公に返り咲き、6作目では何と成歩堂龍一と王泥喜法介がW主人公として登場します。
シリーズの外伝に位置する作品も多数発売されており、成歩堂龍一のライバル検事である「御剣怜侍」を主人公にした「逆転検事シリーズ」や、19世紀末の大日本帝国と大英帝国・倫敦を舞台として、成歩堂龍一の先祖・成歩堂龍ノ介が活躍する「大逆転裁判シリーズ」などがあります。
シリーズ最新作は大逆転裁判シリーズの2作目「大逆転裁判２ －成歩堂龍ノ介の覺悟－」となっています。
現実には到底有り得ないトンデモトリックが炸裂したり、比較的真っ当な性格をしている主人公側に対し、登場する依頼人や容疑者たちのクセが強いところも魅力です。
探偵パート
法廷パート
| シナリオ／ストーリー | |
| キャラクターの個性 | |
| 推理の難易度 | |
| ゲームシステム／操作性 | |
| 総合 |
- 謎を解いたときの爽快感を感じたい方
- たくさんのシリーズを遊びたい方
- 「異議あり！」と叫びたい方
シリーズ一覧
超探偵事件簿 レインコード
ダンガンロンパシリーズの製作スタッフが再集結した、ダークファンタジー推理アクションゲームです。
舞台は雨の降り続く巨大都市、カナイ区。記憶喪失の探偵見習い「ユーマ・ココヘッド」と、彼に取り憑いた「死に神ちゃん」のコンビが、超常的な能力を持つ「超探偵」たちと共に、未解決事件に挑む物語となっています。
章ごとに密室殺人や不可能犯罪といった事件が発生し、調査フェーズで聞き込みや現場検証を行い、手掛かりが集まったら「謎迷宮」という、事件の謎が具現化したダンジョンに入って、様々なミニゲームや、謎迷宮の番人である謎怪人との推理デスマッチ（発言の矛盾を論破）をクリアすることで、少しづつ事件の真相に近づいていくことができます。
ダンガンロンパシリーズと比べて、３Dになったことで立体的なカメラワークやトリックの解像度が向上しているほか、犯人が仕掛けたトリックを再現するギミックも盛り込まれているため、より「謎を解いている」感覚を楽しむことができるようになっています。サブキャラクターや容疑者たちまでフルボイスだったのも嬉しいところです。
”ダークファンタジー”の冠に違わず、救いのない展開も多々ありますが、個性的なキャラクターの掛け合いと、予測不能で先の気になるストーリーに嵌ること間違いなしです。後半の展開で、今作ならではの超絶大仕掛けもあります。
気になるところがあるとすれば、マップ移動や画面の暗転の際にローディングが細かに挟まり、全体的なテンポの遅さを感じることがあるかもしれません。
| シナリオ／ストーリー | |
| キャラクターの個性 | |
| 推理の難易度 | |
| ゲームシステム／操作性 | |
| 総合 |
- 骨太の謎解きアドベンチャーゲームを求めている方
- 超展開のストーリーを楽しみたい方
- ダンガンロンパシリーズファンはぜひ
「ダンガンロンパ」スタッフが再集結したダークファンタジーミステリー。
開発スタッフいわく、誰も見たことのない推理アドベンチャーゲームになる、とのこと。
ニューダンガンロンパV3に続きミステリー作家の北山猛邦氏が参画！切れ味抜群のトリックをご期待ください。
対応機種は Nintendo Switchです
「超探偵事件簿 レインコード」を楽しめたならこちらもおススメ!
428 〜封鎖された渋谷で〜
ゲームジャンルの一つに、映像とBGMをバックグラウンドにテキストを読み進めていく「サウンドノベル」というジャンルがあります。
この「428 ～封鎖された渋谷で～」というゲームは、「かまいたちの夜」や「弟切草」など数々をの名作を生み出してきたチュンソフトが制作した、サウンドノベルの金字塔とも呼べる傑作です。
物語は渋谷の街を舞台にして、複数の主人公たちの物語が複雑に絡み合いながら同時進行していきます。
一人の登場人物の行動が、思わぬ形でほかの登場人物を救ったり、逆に危機に貶めてしまうこともあるので、プレイヤーにはそれぞれのキャラクターが取るべき最善の行動を模索していことが求められます。
やがて、ばらばらだった登場人物たちの物語が一つに収束し始め、背後に隠れる大事件が一気に明らかになっていく過程は非常にスリリングで、一度ハマると抜け出せなくなります。
複数の主人公の目線で進むストーリーテリングは「群像劇」とも呼ばれます。
| シナリオ／ストーリー | |
| キャラクターの個性 | |
| 推理の難易度 | |
| ゲームシステム／操作性 | |
| 総合 |
- サウンドノベルに興味のある方
- 群像劇のエンターテインメントが好きな方
- どんでん返しでびっくりしたい方
「428～封鎖された渋谷で～」を楽しめたならこちらもおススメ!
ダンガンロンパシリーズを手掛けたスタッフによる”実写ムービーゲーム”。人気俳優の本郷奏多さん演じる記憶喪失の男が、死んでは過去に戻りを繰り返しつつ、自らの正体や黒幕の秘密に迫っていくというスリリングなドラマが展開されます。プレイヤーの選択によってストーリーが枝分かれしてゆき、記憶のフラッシュバックと共に少しずつ謎が明らかになっていきます。最後の選択肢に応じた２つのエンディングが用意されていますが、真相はぜひご自身の目で確かめてみてください。プレイ時間は2時間ほどで、さくっとクリアできます。
スクウェア・エニックスが贈る「新本格ミステリーアドベンチャーゲーム」。「428 封鎖された渋谷で」や「TRICK×LOGIC」も手掛けた伊東幸一郎をディレクターに迎えた、挑戦的な実写ゲームです。名家を襲う不審死の連鎖、探偵の登場、不老の果実の謎など、新本格の風味は満載。1人が複数の役柄を演じるマルチロールシステムを用いることで、役者さんの演技がぐっと引き立てられています。
映画を自分で操作するようなプレイ感覚ですが、スキップができなかったりと操作性にはやや難もありました（物語や演技をじっくり味わってほしい、という作り手の想いは伝わるのですが…）。核となる事件のトリックも、そこまで歯ごたえのあるものではない一方、推理を組み立てていくパズルの操作性の悪さ（真相が分かっているのに、適切なピースが見つからない・嵌らない）が目立ち、テンポを妨げる一因になっていたのが残念でした。なお、操作性についてはアップデートパッチでいくらか改善されています。
レイジングループ
「レイジングループ」は人狼ゲームのシステムを物語に取り入れた、和風伝記アドベンチャーです。
プレイヤーは主人公である「房石陽明」となり、脱出不可能となった集落で、身内の中に潜んでいる「おおかみ」を見つけ出し吊るすという儀式に巻き込まれることになります。
ミステリー・ホラー・サスペンスといった要素が、幻想的でダークな世界観にマッチしており、最後まで飽きずに楽しむことができます。
特にFateシリーズが好きな人は（いろいろな意味で）ほぼ間違いなく満足できるかと思います。
ゲームの中では「死に戻り」というシステムが重要な鍵を握っており、何度もゲームオーバーになることで、先へ進むためのヒントが集まる仕組みになっています。
家庭用ゲーム機にも対応していますが、元々はアプリゲームでしたので、スマホで手軽に遊ぶこともできます。
| シナリオ／ストーリー | |
| キャラクターの個性 | |
| 推理の難易度 | |
| ゲームシステム／操作性 | |
| 総合 |
- 伝記ものが好きな方
- グロテスクな表現に耐性のある方
- 低価格で面白いゲームを探している方
Life is Strange（ライフ イズ ストレンジ）
スクウェア・エニックスが手掛けた「Life is Strange（ライフ イズ ストレンジ）」は、プレイヤーの選択で物語の内容が変化するアドベンチャーゲームです。
時間を巻き戻す能力に目覚めた女子高生のマックスは、友人のクロエと共に半年前に失踪したレイチェルという少女の捜索に乗り出しますが、やがて自分だけでなく周囲の大勢をも巻き込んだ、苦汁の決断を強いられることになります。
プレイヤーは時間の巻き戻し能力を使い、過去の選択を変更することができますが、後々になって自分の選択が取り返しのつかない事態を引き起こすことになったりと、ゲームでありながらもどこか現実味が感じられるという、奇妙なリアリティが漂っています。
最終章の最後の選択肢は、かなりハード。どちらを選んでも切なさとやるせなさが残ります。
作品の雰囲気が気に入った方には、2作目の「Life is Strange２（ライフ イズ ストレンジ２）」もおすすめします。
| シナリオ／ストーリー | |
| キャラクターの個性 | |
| 推理の難易度 | |
| ゲームシステム／操作性 | |
| 総合 |
- アドベンチャーゲームが好きな方
- アメリカのハイスクール生活の雰囲気に触れてみたい方
- ゲームをプレイした後にしんみりしたい方
東京クロノス
プレイステーションVR用ソフトとして発売された「東京クロノス」は、新感覚のミステリーアドベンチャーゲームです。
閉鎖空間となった渋谷で目覚めた主人公たちは、自分たちの中に紛れ込んだ「犯人」を見つけ出し、「閉鎖空間＝クロノス世界」からの脱出を目指します。
現実でも脱出ゲームなどの大掛かりなイベントは各地で開催されていますが、さらに没入感のあるVR世界の中で、自分の周りにいるキャラクターが会話している光景は斬新のひと言。
これまでにないゲーム体験となること請け合いです。
| シナリオ／ストーリー | |
| キャラクターの個性 | |
| 推理の難易度 | |
| ゲームシステム／操作性 | |
| 総合 |
- VRでアドベンチャーゲームをやってみたい方
- 個性的なキャラクターが出てくるゲームが好きな方
- ミステリー小説やマンガが好きな方
シュタインズ・ゲート
「シュタインズ・ゲート」は2009年、Xbox 360向けに発売されたSFアドベンチャーゲームです。
舞台は東京、秋葉原。簡単なあらすじとしては、厨二病から抜け出せていない大学生の主人公「岡部倫太郎」と彼のサークル仲間が、ある日偶然にも現在から過去へと送信できるメール、いうなれば「タイムマシン」を発明してしまったことに端を発し、次第に取り返しのつかない事態へと巻き込まれていく……といったストーリーです。
タイムパラドックスや相対性理論、バタフライ効果、オカルト科学など、タイムトラベルに関するありとあらゆる要素が取り込まれていますが、魅力的なキャラクターや軽快な語り口のおかげでテンポよく物語が進んでいくため、普段SFに慣れ親しんでいない人でも十分楽しむことのできる造りになっています。
シリーズは累計で100万本を突破しており、アニメや映画など、メディアミックスされたコンテンツも好評を博しています。
| シナリオ／ストーリー | |
| キャラクターの個性 | |
| 推理の難易度 | |
| ゲームシステム／操作性 | |
| 総合 |
- タイムトラベル系のSF物が好きな方
- 個性的なキャラクターが出てくるゲームが好きな方
- 先の読めないストーリーを楽しみたい方
極限脱出シリーズ
スパイク・チュンソフトが手掛ける「極限脱出シリーズ」は2009年に発売された「極限脱出 9時間9人9の扉」に始まり、2013年にはシリーズ2作目となる「極限脱出ADV 善人シボウデス」、2016年にはシリーズ完結編となる「ZERO ESCAPE 刻のジレンマ」が発売されています。
登場人物は脱出困難な施設に閉じ込められており、その場で「ノナリーゲーム」という生死を賭けたデスゲームが繰り広げられます。
作中で解き明かす謎は、推理というよりもパズルに近く、システムとしては通常の脱出ゲームとさほど変わりません。
一方で、綿密に考えられ入り組んだシナリオは格別で、何度も繰り返しプレイすることで次第に全貌が見えてくる仕掛けはシリーズ共通の醍醐味となっています。
過去作から順番にプレイしていればニヤリとする要素もありますので、新規の方には1作目と2作目が同時に楽しめるダブルパックもおすすめです。
| シナリオ／ストーリー | |
| キャラクターの個性 | |
| 推理の難易度 | |
| ゲームシステム／操作性 | |
| 総合 |
- デスゲーム系のジャンルが好きな方
- 個性的なキャラクターが出てくるゲームが好きな方
- ゲームの周回プレイに抵抗の無い方
神宮寺三郎シリーズ
1987年にシリーズ1作目が発売されてから、今なお愛され続ける「神宮寺三郎シリーズ」。
ハードボイルドの代名詞のような男「神宮寺三郎」やその仲間たちが、日々探偵事務所に持ち込まれる事件を鮮やかに解決していくアドベンチャーゲームです。
最新作の「ダイダロス：ジ・アウェイクニング・オブ・ゴールデンジャズ」はシリーズの外伝的な位置にある作品で、若き日の神宮寺三郎がアメリカで遭遇する事件の謎を追うことになります。
シリーズ18作目となる「探偵 神宮寺三郎 プリズム・オブ・アイズ」では、主要キャラクター3人にそれぞれ別のシナリオが宛てられています。
どの事件もほんの些細な発端から始まっているものの、ストーリ―を進めるにつれて次第に大きな事件へと発展していく過程があり、中だるみすることなく一気に最後まで楽しめます。
ゲームシステムはオーソドックスなコマンド選択式なので、初めての方でも気負うことなくプレイすることができます。
| シナリオ／ストーリー | |
| キャラクターの個性 | |
| 推理の難易度 | |
| ゲームシステム／操作性 | |
| 総合 |
- ハードボイルドなミステリーゲームをやってみたい方
- 刑事ドラマやサスペンスドラマが好きな方
- 大人でも楽しめるゲームをやってみたい方
レイトンシリーズ
「レイトンシリーズ」は、妖怪ウォッチやイナズマイレブンなどのゲームで有名なレベルファイブが送る「ナゾ解きアドベンチャーゲーム」です。
考古学者にして”ナゾ”研究家の「レイトン教授」と助手の「ルーク」が、舞い込んでくる事件を解決していく物語なのですが、推理ゲームというほど格式ばった感じではなく、”頭の体操”というような感覚でパズルを解いていくことでストーリーが進んでいきます。
レイトンシリーズは海外でも人気で、シリーズは国内外の累計で1700万本以上を記録しています。
レイトン教授と助手のルークが登場する作品は計6シリーズ公開されており、最新作はレイトンの娘である「カトリーエイヌ」が主人公となった正当続編「レイトン ミステリージャーニー カトリーエイルと大富豪の陰謀 」となっています。
レイトンシリーズはスマホアプリでも楽しめるので、興味のある方はこちらから入るのも良いかもしれません。
| シナリオ／ストーリー | |
| キャラクターの個性 | |
| 推理の難易度 | |
| ゲームシステム／操作性 | |
| 総合 |
- 脳トレ感覚でミステリ―ゲームをやってみたい方
- パズルゲームが好きな方
- 大人も子供も楽しめるミステリ―ゲームをやってみたい方
番外編
リメイクが待たれるシリーズ
2008年にスクウェア・エニックスから発売された異色のミステリーRGP。書き換えられた過去を正すため、“音使い”黒上シグマと“札使い”月弓ネオンが時空を超えた調査に挑みます。過去改変に影響を与えている殺人事件の謎を解いていくゲームで、推理の完成度に応じてRPGパートにおける敵の強さが変化するという、ユニークなシステムになっています。
SCEがPlayStationポータブル専用ソフトとして発売した推理ノベルゲーム。何者かに突き落とされ、生死の境である”冥界”に落ちた天才検事「芳川樹」。冥界で出会った閻魔大王ヤマ・ラージャは芳川に、現世で迷宮入りになった事件の謎を解き、犯人を見つけることができれば元の世界に帰すと約束します。作中で語られる事件は実力派のミステリー作家たちが執筆しているだけあって歯応え抜群。普通の謎解きでは物足りなくなった人におすすめです。
- 過去に取り上げた作品一覧(クリックで展開)
- 十三機兵防衛圏5.0
開発元であるヴァニラエア特有の柔らかく幻想的なビジュアルと、ありとあらゆるSF要素が奇跡的に融合した、SFゲーム史上最高傑作と言っても過言ではない作品。
1945年・1985年・2025年・2065年・2105年の5つの時代を舞台に、13人の主人公が「機兵」と呼ばれる戦闘機に乗り世界存亡の危機に立ち向かう。
シナリオ形式のアドベンチャーパート「追想編」、タワーディフェンスのシュミレーションパート「崩壊編」を繰り返しプレイすることで物語が進んでいき、アーカイブとなる「究明編」では物語の背景や用語を確認することができる。
巧妙に張り巡らされた伏線と、予想を裏切る展開の連続。それでいて根底にあるのは王道の青春群像劇。日本ゲームに革命をもたらしたアドベンチャーゲームの新たなる金字塔。
ワールズエンドクラブ
ダンガンロンパシリーズの小高和剛氏や極限脱出シリーズの打越幸太郎氏らが設立した新会社「TooKyo Games」が発表している新シリーズ。修学旅行へ向かっていた小学生男女が命がけのゲームに巻き込まれる、というストーリー展開になる模様、のはずでしたが、デスゲームはまさかの中止！？
タイトルが変更となり、2020年9月4日より、Apple Arcadeにてゲリラリリースされました。
Nintendo Switch版は2021年5月27日発売。グノーシア4.0
人狼ゲームを下地にした「SF人狼シミュレーション」。
舞台は漂流する宇宙船内、乗組員たちの中には数人の異星体「グノーシア」が紛れ込んでいます。人間に擬態して襲いかかるグノーシアに対抗すべく、疑わしい者をコールドスリープで眠らせていく、というゲームシステム。
1回15分ほどのプレイを繰り返し周回することで、やがて物語の全貌が明らかになっていく。
バディミッション BOND
Nintendo Switch専用ソフト「バディミッション BOND」は、”潜入捜査”をテーマにした完全新作アドベンチャーゲームです。
主人公属する4人組チーム「BOND」が犯罪組織「DISCARD」の闇に迫っていくという、スパイ映画さながらの手に汗握るストーリーが期待できます。
捜査パートで取得した情報を元に、潜入ルートやトラップの解除方法を推理していくというシステムになっており、既存の”脱出”ゲームとは真逆となる”潜入”ゲームという新たなプレイングスタイルを楽しむことができそうです。
キャラクターデザインは「アイシールド21」や「ワンパンマン」でお馴染みの村田雄介先生が手掛けており、アメコミ風の世界観での３Dアクションを存分に堪能することができます。
千里の棋譜 ～現代将棋ミステリー～
現代将棋界を舞台にした推理ミステリーアドベンチャー。アプリゲームとして配信されていたもののリメイクですが、オリジナル版はミステリー界だけでなく将棋界からも高く評価されています。実在する人気棋士が登場するところも見どころ（ハッシーは出ませんけど）。
新すばらしきこのせかい
『世界を変えたければ、自ら境界を越えろ』
そんな鮮烈なキャッチコピーと共に、前作「すばらしきこのせかい」はスクウェア・エニックスより2007年にNintendo DS専用ソフトで発売され、瞬く間に大ヒット。2014年には「Solo Remix」としてアプリゲームに、2018年にはNintendo Switch用として新シナリオなどを追加した「Final Remix」が発売されています。
現実の渋谷を忠実に再現した舞台で、特殊能力”サイキック”を駆使しながら死神が仕掛ける7日間のデスゲームを生き残るというストーリーで、2画面を操るスタイリッシュなゲームシステムと音楽に多くのファンが生まれました。
そして2021年7月27日、正当な続編にして完全新作の「新すばらしきこのせかい」が発売予定となっています。
本作はミステリーゲームではなくアクションRPGですが、前作では”誰が自分を殺めたのか”という謎が物語の軸になっており、犯人像も二転三転する先の見えない展開が魅力の一つでもあったので、次作にも期待したいところです。
月姫 -A piece of blue glass moon-
奈須きのこ氏・TYPE-MOONの原点となる伝奇ビジュアルノベル「月姫」が20年越しの待望リメイク。
シナリオ監修の奈須きのこ氏の初期作品には、本格・新本格ミステリー作家による影響が色濃く反映されており、特に月姫と同時期に発表された伝奇小説「空の境界」はミステリーとしても高い評価を得ています。
新生・月姫がはたしてどのような進化を遂げているのか、注目が集まります。
同作は2021年8月26日、PS4／Switchで発売予定となっています。
冤罪執行遊戯ユルキル
人気ギャンブル漫画「賭ケグルイ」の原作者、河本ほむらさんがシナリオ・原作を担当する、脱出ADV&弾幕STG『冤罪執行遊戯ユルキル』。
舞台は無人の遊園地『ユルキルランド』、そこに集うは6人の犯罪者と、5人の被害者。犯罪者は『囚人』、被害者は『執行人』と呼ばれ、狐の仮面を被ったびん子と名乗る女の指示で、ペアを組んでのアトラクションに臨むことに。勝利すれば囚人は無罪放免、執行人は望んだものを手に入れることができ、さらには恨みを晴らすことも。アトラクションに挑むなかで、次第に登場人物たちの秘密が明かされていく、スリリングなストーリー展開になりそうです。
キャラクターデザインは「万能鑑定士Qシリーズ」や「虚構推理」など、数々のミステリー小説のイラストを担当している清原紘さんが手掛けています。
ANONYMOUS;CODE アノニマスコード
ANONYMOUS;CODE アノニマスコードは、シュタインズ・ゲートなどでお馴染みの志倉千代丸さんと科学アドベンチャーシリーズの制作スタッフが開発する新規IPタイトルとなります。
舞台は2037年の東京・中野。主人公の若きハッカー、高岡ポロンが仲間たちと数々の事件や陰謀に巻き込まれ、立ち向かう、というストーリーになるようです。
発売日は2022年7月28日予定となっています。
ゴーストトリック
逆転裁判シリーズの“巧 舟”氏が手掛けた、名作謎解きミステリーがまさかの復活！
命と記憶を奪われ、タマシイとなって目覚めた“私”。私は、なぜ殺されたのか？ 私は、誰に殺されたのか？
自らの死の真相の謎に迫るパズルアクションアドベンチャーです。NintendoSWITCH、PS4，XBOX ONE、STEAM対応。発売予定日は2023年6月30日です。
これから発売されるミステリーゲーム
レイトンシリーズのレベルファイブが放つ、新たな近未来ナゾ解き。
現実が完全にコピーされた仮想世界 DECASIMを舞台にした、クライムサスペンスRPGと発表されています。
事件の捜査と解明だけでなく、バトルギミックも盛り込まれた新感覚の推理サスペンスとなりそうです。
Nintendo Switch、PS5、PS4対応予定。2023年発売予定となっています。
レイトンシリーズ最新作！
「レイトン教授と最後の時間旅行」から1年後、万能蒸気機関によって驚異的な飛躍を発展を遂げたアメリカ・スチームバイソンを舞台に、新たなナゾ解きの幕が上がります。
ナゾ開発は、あのQuizKnock［クイズノック］が監修しているとのことで、期待が高まります！
NintendoSwitch対応予定。発売日は未定となっています。
