メンフィスのピラミッド地帯の概要
世界遺産登録年:1979年
登録基準
(ⅰ)人類の造像的資質を示す傑作
(ⅲ)現存するか消滅しているかにかかわらず、ある文化的伝統又は文明の存在を伝承する物証として無二の存在(少なくとも希有な存在)である。
(ⅵ)顕著な普遍的価値を有する出来事(行事)、生きた伝統、思想、信仰、芸術的作品、あるいは文学的作品と直接または実質的関連がある(この基準は他の基準とあわせて用いられることが望ましい)
遺産概要
ギザの台地に聳え立つ、クフ王・カフラー王・メンカウラー王のピラミッド。
エジプト古王国時代、王国の都だったメンフィス周辺のギザからダハシュールにかけて、約30のピラミッドや建造物が建てられました。
特にクフ王の時代には、世界最大のピラミッドが造られ、建設当時は高さ150mもあり、平均2.5トンの石が230万個も用いられたと言われています。
サッカラとダシュールのピラミッドは、ギザと共に世界遺産に登録されています。
世界遺産には複数のピラミッドが登録