エジプト考古学博物館の概要
カイロの「エジプト考古学博物館」には、かの有名なツタンカーメン王のマスクも収蔵されています。
博物館はカイロの中心地タリハール広場の一角にあり、初代館長のオーギュスト・マリエットが1836年にカイロ郊外に設立し、ギザを経てこの地に移転されました。
1階はピラミッドが建設された古王国時代、エジプトが再統一された中王国時代、ツタンカーメン王やラムセス2世の生きた新王国時代、そして末期王朝からグレコローマン時代の終わりまでの美術品が展示されています。
2階はツタンカーメン王の財宝の展示が中心で、ミイラ室やパピルス工芸品なども見学することができます。
ギザ市内、カイロピラミッズホテルの正面には建設中の「大エジプト博物館」があります。
2020年の全館オープンを目指していて、エジプト考古学博物館に収蔵されているツタンカーメンの黄金マスクなど、5万点に及ぶ工芸品がこちらに移転される見込みです。